鳥彌三(とりやさ)の水炊き①~人生最高の食事~
「今まで食べてきたごはんで、何が一番おいしい?」
「明日地球が破滅するとしたら、今日何が食べたい?」
そんな質問をもしされたら(誰もしないけど)私は迷わず、
京都の鳥彌三(とりやさ)の水炊き
と答えるでしょう。
ここの鍋は間違いなく、私が生きてきた中で一番おいしい鍋…いや
人生で一番おいしい食事でした。
とにかくおすすめしたい。本当に本当に本当に、スープを一口飲んだだけで感動します。嘘じゃないのよーー
あまりにも感動して、私は絶句しました。おいしすぎる時って、人は言葉にならないんですね。
千葉に戻って来たときも感動が冷めることはなく、友人知人に宣伝しまくり、冷ややかな目で見られたほど。いや場所も場所だし(千葉→京都)値段も張るのは分かってるんですが…
とにかく勧めたかったんです。それほどおいしかったんです。
あわよくば義両親に、正月にお取り寄せを頼ませようとまでしました。(自分で払う余裕なし
お取り寄せはできなかったけど、やはり忘れられない。
申し遅れましたが、「鳥彌三」とは京都を代表する、水炊きが有名な鶏料理屋さんです。2016年度ミシュランガイドで一ツ星を獲得しています。
坂本竜馬も愛して止まなかった、創業220年ほどの老舗料理屋さん。建物は、登録有形文化財に指定されています。
外の景色。夏は川の景色を堪能しながら川床で食べられます。
水炊きはコース料理での提供になっていて、一人前13000円。
二人で行ってお酒とか飲んじゃうと、3万円ぐらいになってしまいます。
驚くべきはそのスープ。
とても濃厚でコクのある白濁スープは、鶏ガラだけを三日間かけて炊く、鳥彌三秘伝のスープです。
ウズラの卵を溶いていただくんですが、もうこれが絶品。(写真は締めの雑炊ですが)
なにこれなにこれ??とおいしさで頭がハテナマークでいっぱいになりながら全て飲み干し、作ってくれたお客係の人が笑いながらお代わりをくださる…
もうおいしいの一言では片づけられません。
ハアハア。
このブログで最も伝えたかった鳥彌三のお味。(星のやじゃないの?
なんとわたくし、実は今週末食べに行って参ります。
え、誰と行くって?
もちろんお一人様で。
もうこれは愛です。
予約した時は緊張しましたよ。一人で行く人なんかいないと思うし。
案の定、人数を聞かれ「一人です」と伝えると、「…少々お持ちください。」と上の物に許可を取らせるはめに…
しかし案外すんなりと、「大丈夫でした!」という明るいお返事がいただけたので、よかったです♪
なのでこちらの料理、最新情報をお届けすることができます。
もう早く食べたくて食べたくてうずうずしています。
その日に胃腸を最高のレベルにもっていきたくて、今日からビオフェルミンを飲み始めました。
待っててね、おいしいおいしい愛しの水炊きちゃーーん!!