御料理はやし~京都でおすすめしたいミシュラン~
こんにちは。前回は京都のミシュラン三ツ星を獲得した名店、京懐石「吉泉」の紹介をさせていただきました!
このお店は良かったです。良かったんですが、高かった!!
高くておいしいお店でした。コース料理の出てくる品数が多いので、またミシュランも三ツ星を獲得しているので、このお値段(前記事に記載)は妥当なのかもしれません。
でも、高くておいしいのは当たり前。(高くてまずいのは悲惨)少しリーズナブルでおいしいお店がやっぱりいいですよね!!
ということで、今回紹介したいのは、京都ミシュランで一ツ星を獲得した「御料理はやし」という日本料理屋さんです。
「京料理」でもなく「京懐石」でもなく、あえての御料理。なぜか好感度が上がります。
場所は吉泉と同じくこちらも出町柳。出町柳には有名な金平糖屋さんもありますし、おいしくて有名なお店がたくさんですね。2日連続で鴨川デルタを望めるとは^^
すっごく安いというわけではないんです。私たちが頼んだのはランチで6000円のコース料理だったんですが(予算を聞かれてのコース料金。お弁当もあります)、その内容がとてもよかった。本当においしかった。大満足で、吉泉の半分のお値段。一気に評価が上がったのです。なのでおすすめしたい。
さっそく、来月京都に行く義母と義妹にすすめちゃいました。というわけで私の贔屓が入った紹介をしたいと思います!
さて。こちらのお店、見つけるのに少し苦労しました。というのも、民家に溶け込みすぎというか、料理屋さんぽく見えないというか…普通に通り過ぎちゃいました。
こちらがお店の外観。結構古い建物です。
中に入るとカウンターとお部屋がありまして、私たち家族は2階のお部屋へと案内していただきました。案内してくださったのは気さくな女将さんで、ホッとした気分になったのを覚えています。
料理の紹介です。最初に冷茶を出していただきました。
夏のあつーい京都でカラカラになった喉が潤います。食前酒は梅酒になります。
続いて八寸。
里芋、鳥賊、玉子焼きなど。いろどりがとっても綺麗です。一つひとつが本当においしくて、子供にひとつ取られた主人が怒ってしまうほど。
続いて、椀物。
海老シンジョウ・どんこ。汁が透明ながらも味わい深い、優しいお味の出汁が入った椀物になっております。海老シンジョウも柔らかくてふわふわ。全てがおいしい椀物です。
続いて、お造りです。
鱧の湯引きです!!これを待ち望んでいました!ぷりぷりです。他に湯葉・山芋・鯛・いかなど。湯葉が嬉しいです。氷の上に乗っていて、見た目も涼しげですね。
続いて炊き合わせ。
賀茂那須のごま餡掛け。白ごまのペーストが柔らかい賀茂那須を包んでいるのですが、これが非常においしい…!
那須単品もおいしければ、白ごまと合わせて食べてもおいしい。汁を飲んでもおいしい。素材の味プラス料理人の丁寧な仕事ぶりが、この一皿で伝わってきます。忘れられないおいしさ。
お次は揚げ物。
野菜のかき揚げ。湯葉も乗っています。こちらは塩でいただきます。私は普段から揚げ物は塩でいただくんですが、素材が良い物を塩でいただくと、また違った感動があるんですね~
お次は焼き物。
鯛の尾頭です。おいしいのに少ないのであっという間に食べてしまいます。
そして鍋物です。
鱧の柳川です。小さな土鍋で熱々の状態で提供されます。卵はふわっとしていて、お味つけも丁度いいです。
そしてご飯物です。
茗荷の冷製茶漬け。お腹が膨れてきたので、ここでのご飯がさらっと入る冷製茶漬けというのが嬉しい!さっぱりといただきました。
お次はデザートです。
シャーベットとわらび餅。
締めはお抹茶でお口直し。京都らしいですね!
以上11品になります。6000円のコースにしてはボリュームがありますね!しかも全てが美味。お皿の高級感は吉泉に劣りますが、見た目・味・盛り付け・おもてなしなど、全てに満足です。女将や料理人の丁寧な仕事ぶりが感じられました。
これで6000円はお安いのでは?そう思ってしまうほど、大満足のお食事でした。
サービス料の20%込みで、合計金額は二人で16800円です。吉泉は35000円、とりやさは29000円でしたので、約半額でこの満足度なら、またぜひ利用したいなと思いますよね。また行きますよ絶対!
今回のこのお献立が気に入りましたので、ほんとは夏が終わる前に行きたい!(お金貯まってないから無理
お次はミシュラン一ツ星のうなぎの名店、「廣川」の紹介です。