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「宮川食鳥鶏卵」~役者も愛する鮮度抜群の絶品鶏肉~

 「最高においしい鶏肉を食べたことがありますか?」

 

焼き肉やさんではもっぱら牛肉。特に鶏肉を頼もうと思ったことは一度もありません。しかしあそこの鶏肉は、並んででも食べたいと思います。 

それが

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「宮川食鳥鶏卵」

通称「宮川商店」。地元では超有名な鶏肉専門店です。

築地市場のはずれにあるにもかかわらず、いつも混んでいます。特に年の瀬になると、写真のように長蛇の列になり1時間以上並ばなくてはならないことも。ただ鶏肉を買うためだけに、一昨年は2時間並びました…

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鶏肉やさんなのに食べログにも載っちゃっている知る人ぞ知る「宮川食鳥鶏卵」ですが、なぜそんなに並ぶのか?

それは宮川商店が、ただの鶏肉やさんではないからです。

明治35年創業の宮川商店。お店を見ても分かると思いますが、昭和レトロ感満載のそのお店はほぼ作業場で占められています。

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こちら店内の様子。職人さんがもくもくと鶏肉を切っています。

取り扱いは精肉のみ。絞めたばかりの鳥を片っ端から切っています。まさに鮮度抜群。もうスーパーの鶏肉には戻れません。

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こちらがメニュー表。もも肉に関しては、すじを抜いたり切り身にしたりと、その作業代として値段が高くなっています。その他すじを取ったささみに骨付きもも肉、鍋に入れると絶品の特選たたきに手羽先やガラなど、鶏肉の各部位が細かく揃っています。

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行列ができる理由は、お客さんから注文を受けてから細かく切り分けるためです。職人によっては雑談をしながら切るので、より長くなってしまうことも…

皆さん人柄良く、「氷が欲しい」という要望にも「あいよ~!」と快く答えてくれたりします。もう何グラム追加したいとか、遠慮せずに言っちゃってかまいません。

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こちらは私が去年の暮れに購入した鳥肉たちです。

もも肉6枚、たたき500g×2、肝200g、皮200g、ささみ5本で約6500円でした。

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焼き鳥にしたり

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バーベキューをしたり

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とりわさやユッケにしたり

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鍋にしたり。

とりわさに関しては、私はここのお肉でないと食べられません。生のお肉ですからね、あたったら大変です。鮮度抜群の宮川商店のお肉だから生で食べれるのです。

その触感は、まさにぷりっぷり。こんなにぷりぷりの鶏肉は、食べたことがありません。鶏肉の味が違うんです。甘いというか、本当に鮮度の良い味なんですよ。まさにスーパーの鳥肉とは別物。

鶏肉のおいしさはバーベキューにすると一番分かりやすいかもしれません。歯で肉を引き裂くと、ぷりんと弾むんですよ。

そしてここの鶏ガラでとるダシは絶品です。そのダシでいただく、「たたき」の入った鍋はもう最高です。この鍋は本当においしい!とりやさか!てぐらい。

食べきれない残りの鶏肉は冷凍しちゃって、その後解凍して焼いたり煮たり。それでもおいしさは少ししか変わりません。元々冷凍されてないお肉なんで、新鮮なまま冷凍しちゃってもいいです。

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こちらが帰宅後冷凍したあとに後日解凍したお肉。おいしさに変わりはさほどありません。

私の中では築地の魅力は魚だけではありません。このお店も含めての「築地」なんです。なので築地に行く際は必ず寄りますし、毎年暮れには必ず並びに行きます。わざわざ行く価値のあるお肉屋さんなのです。

看板メニューの鍋用「かしわ折り詰め」は歌舞伎役者もご用達の絶品グルメです。食べたことのない、ぷりっぷりの極上鶏鍋を並ばないで召し上がりたい場合はお取り寄せもできるので、ぜひ検討してみてください^^ワンランク上の絶品鶏肉の専門店「宮川食鳥鶏卵」の紹介でした。