こんばんは。昨日はブログを書きながら寝落ちしてしまいました。
今日は昨日の続きで、京懐石「吉泉」の料理の紹介をしていきたいと思います。
昨日とかぶりますが軽くお店の紹介をしますと、吉泉は京都ミシュランで3年連続三ツ星を獲得した、京都を代表する京懐石の名店でございます。
場所は出町柳。下鴨神社からほど近く、なんだか神聖な場所に位置しているなといった印象。私はランチでいただいたんですが、コース料理のお値段はお昼の懐石でおひとり8000円・10000円・12000円から選べます。私たちは12000円のコースを予約しました。
夜はお値段が跳ね上がります。おまかせ懐石にいたっては・・・とても頼めましぇーーん!でもいつか頼みたい!
お店に入ると、袴姿の方が座ってお出迎え。なんだか一気に背筋がピン!としたのを覚えています。いやぁ驚きました。彼はなぜそこに?靴係?
カウンター席を横切り、個室へと案内していただきました。
お部屋の棚には素敵な置物が並んでおり、子供が触らないかヒヤヒヤ。こちらでは子連れでもこういったお部屋に案内していただけるのですね!(比較・俵屋旅館)
食事は、畳に洋のテーブル&椅子が置かれていて、そちらでいただきます。子供椅子も借りられました。狭くもないし外の景色も望めて、良いお部屋に案内してもらったなと感じました。では料理の紹介をざっとしていきましょう。
まずは先付け
にしんと数の子の炊き合わせです。揚げた賀茂ナスのスライスが乗っています。
お次はバナナ羹・香草のジュレ添え。涼し気な器で登場です。夏らしいですね!
えっ日本料理でバナナ??と思いますが、さっぱりといただけます。
続いて椀物。
鱧シンジョウとくらごぼう。出汁の優しい香りがします。昆布と鰹の出汁と旬の食材が相まってとてもおいしいです。椀も綺麗ですね。
続いてお造り。
お舟で来ました。上に乗っている葉がなんだか清涼感あります。
パカっと開けると、お刺身盛り合わせ。とりがい・いかなど。綺麗に盛られています。ちり酢と醤油でいただきます。
お次は中皿。
きましたー!大トロの炙りです。雪の上に乗っています!
サシも入っていて柔らかく、トロけます。ええ、トロだけに。大トロを炙っていただくなんて、贅沢ですねーー
お次はお凌ぎ。
鱧寿司です。生まれて初めて食べます。身が厚く、食べ応えたっぷり。とてもおいしくいただきました。
お次は煮物。
牛肉と冬瓜。こちらも涼し気な器がまた綺麗ですね。お肉が柔らかくて、そしてさっぱりといただけます。お腹がいっぱいになってきました。
続いて、焼き物です。
あゆの塩焼き。たで酢をつけていただきます。
くしで刺された鮎の塩焼きは大好きで、テンションが上がります。こちらはいわばメインディッシュ。全身くまなく、おいしくいただきました。
お次は締めのご飯です。
いくらともずくの雑炊。いくらの塩気が良いですね。お腹がいっぱいでもつるっと入ってしまうおいしさ。
お次はデザート。
自家製の蜜柑ゼリーです。蜜柑の皮をまるごと使っています。お口の中がさっぱりスッキリ。
最後は菓子です。
薄茶と共にいただきます。
料理は以上11品になります。22000円以上のコース料理になると八寸がつきます。私たちは12000円のコースなのでありませんでした。
全体的な感想としては、一つひとつの料理が美しい。器も盛り付けも綺麗で、目を奪われます。「まずは目で堪能してください」そう言われている気がしました。
味は、薄味なんですが旬の食材の素材のおいしさが引き立っています。味わい深い繊細な京料理の味を愉しめました。
見た目の美しさに相まって素材の味を最大限に引き出す吉泉の料理人や、女将さんの品の良い挨拶や絶妙な給仕の間、従業員のたたずまい…そこに吉泉のもてなしを感じました。
最後までとてもおいしくいただけました^^
合計金額は、大人2人でお酒を入れて35000円を少し超えました。
お食事の金額は合計27350円(税抜き)です。
そこに税・サービス料(15%)・席料(3人で3000円)を加えると、プラス約1万円…
明細を詳細に書いてくださるところは良いと思います。
ですがランチでこのお値段ですと、少し高いかなー?といった印象でした。
次回紹介予定の、京都ミシュラン一ツ星の御料理はやしの方が私はおすすめしたいなと思いました。
外国の方には喜ばれるでしょう。料理の演出は見事です。京都の料理の真髄を教えてくれるような、そんなお店でした。